ジオサイト
ジオサイトとは?
ジオパークの見どころとなる場所をジオサイトと呼びます。
地質、地形、自然、歴史、文化など、そのジオパークを特色づける見学場所のことです。
現在、49箇所のジオサイトを選定しています。(2022年3月現在)
ジオサイトを楽しむためには
ジオサイトには貴重な地質遺産・文化遺産・生態系があります。
またジオパークエリアの多くは、富士箱根伊豆国立公園、神奈川県立自然公園、神奈川県自然環境保全地域になっています。
先人が守ってきた地域の財産が、箱根ジオパークの魅力です。この魅力を未来の人も楽しめるような行動をお願いします。
箱根町
H1大涌谷、H2早雲山と大涌沢、H3神山と流れ山、H4駒ケ岳、H5仙石原湿原、H6関所と石畳、H7芦ノ湖、H8長尾峠、H9金時山、H10大観山、H11須雲川 H12玉簾の瀧、H13元箱根石仏群、H14箱根神社、H15飛龍の滝と柱状節理、H16堂ヶ島、H17蛇骨渓谷、H18白石地蔵と福住旅館外壁、H19北条氏城郭ネットワーク、H20箱根温泉、H21千条の滝
小田原市
O1早川石丁場群、O2小田原城と小田原用水、O3石垣山一夜城、04根府川(片浦海岸)、O5荻窪用水、O6羽根尾貝塚、O7六本松跡
真鶴町
Ma1魚付き林と漁礁、Ma2三ツ石海岸、Ma3岩地区(真鶴)、Ma4貴船神社、Ma5しとどの窟(真鶴)、Ma6真鶴半島採石場跡
湯河原町
Y1幕山、Y2南郷山、Y3しとどの窟(湯河原)、Y4城願寺、Y5不動滝、Y6湯河原温泉、Y7福浦カツラゴ海岸
南足柄市
Mi1足柄峠と足柄道(矢倉沢往還)、Mi2矢倉岳、Mi3夕日の滝、Mi4蛤沢周辺、Mi5文命堤、Mi6最乗寺と杉林、Mi7清左衛門地獄池、Mi8御嶽神社と矢佐芝石丁場
※( )関連するジオサイトなど
西暦紀元前
400万年前頃 |
箱根火山の基盤岩である早川凝灰角礫岩の形成 (須雲川 、玉簾の瀧、堂ヶ島、白石地蔵と福住旅館外壁) |
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40〜35万年前頃 |
箱根火山の活動のはじまり (天照山溶岩、畑宿溶岩など) |
35〜27万年前頃 |
金時山、明星ケ岳などの箱根成層火山群の形成 (金時山、しとどの窟(湯河原)) |
27〜23万年前頃 |
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23〜13万年前頃 |
カルデラと外輪山の形成、大規模噴火と真鶴溶岩・幕山溶岩などの噴出 |
13〜8万年前頃 |
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6.6万年前頃 |
東京軽石流をもたらした爆発的噴火 |
4万年前頃 |
後期中央火口丘の形成と仙石原湖誕生 (仙石原湿原) |
5500年前頃 |
羽根尾貝塚 (羽根尾貝塚) |
3000年前頃 |
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2900年前頃 |
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2000年前頃 |
神山水蒸気爆発 |
平安時代(西暦784-1184)
西暦889年
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貴宮大明神の創建 (貴船神社) |
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治承4年 西暦1180年
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源頼朝、石橋山の合戦で敗れる (しとどの窟(真鶴)、南郷山、しとどの窟(湯河原)、城願寺) |
鎌倉時代(西暦1190-1334)
正安2年 西暦1300年
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箱根精進池・六道磨崖仏造像開眼供養 (元箱根石仏群) |
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南北朝・室町時代(西暦1334-1573)
応永24年 西暦1417年 |
大森氏が小田原周辺を領地とする (小田原城と小田原用水) |
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明応5年 西暦1496年~ 永正元年 西暦1504年 |
北条早雲、小田原攻め小田原城を支配下に置く (北条氏城郭ネットワーク) |
安土桃山時代(西暦1573-1596)
天正18年 西暦1590年
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豊臣秀吉、小田原攻め 北条家滅亡 石垣山一夜城築城(蛇骨渓谷、小田原城と小田原用水、石垣山一夜城) |
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昭和時代
昭和5年 西暦1930年
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北伊豆地震 箱根離宮全壊 (関所と石畳) |
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西暦1950年代〜
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久野久 東京大学教授による箱根火山形成史モデルの提唱 |
平成時代
平成23年 西暦2011年
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箱根ジオパーク推進協議会の設立 |
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平成24年 西暦2012年 |
日本ジオパークに認定(9月24日) |
平成26年 西暦2014年 |
箱根ジオミュージアムオープン、公式マスコットキャラクター「はこジ郎」お披露目(4月17日) |
平成28年 西暦2016年 |
南足柄市が箱根ジオパークに編入(9月9日) |
令和
令和3年 西暦2021年
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日本ジオパークに再認定(2月5日) |
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