箱根ジオパーク

バナー
文字サイズ
小さく
標準
大きく

Ma6 真鶴半島採石場跡(まなづるはんとうさいせきじょうあと)

~海岸に残る観察しやすい採石場跡~
Manazuru Peninsula Stone Quarry Sites

ジオサイト解説

真鶴半島では、海食台のように見える各所で石を切り出した時に残された矢穴の跡を見ることができることから、あちこちで採石が行われ、海岸地形は大きく改変されているようです。現在も真鶴町の内陸山側では採石が行われている。石は、真鶴半島側のものが新小松石、内陸山側のものが本小松石と呼ばれ、墓石用などに商品化されています。小松の名称は真鶴半島北西部の小松山に由来しています。
真鶴半島は歴史的のも良質の安山岩の産地として知られ、鎌倉時代から石塔類などに用いられましたが、江戸時代のはじめには江戸城築城のため多数の石丁場が開かれ、水戸藩や尾張藩などの大名丁場が開かれました。

Manazuru Peninsula, southeast of Hakone, is known for its high-quality andesite; quarrying on the peninsula dates back to the Kamakura period (12 century).
During the Edo period (17th to 19th centuries), stone was quarried to construct Edo-jo Castle (the present Imperial Palace). Along the coast, remnants of stones with holes caused by chisel wedging are visible.
Stone products from coastal areas of the Manazuru Peninsula were branded as Shin-Komatsuishi stone, and those from inland mountains were branded as Hon-Komatsuishi stone.

<解説板の内容が閲覧できます>

日本語 / English / 中文(繁体字) / 中文(簡体字) / Korean

アクセス

JR[真鶴」駅より真鶴岬方面行バス
「ケープ真鶴」下車

ページトップ

箱根ジオパーク推進協議会事務局

〒250-0398 神奈川県足柄下郡箱根町湯本256 箱根町役場 企画観光部 企画課 ジオパーク推進室

TEL0460-85-9560

FAX0460-85-7577