活動内容
「箱根ジオパーク推進協議会」は、構成市町である2市3町(小田原市、南足柄市、箱根町、真鶴町、湯河原町)、環境省富士箱根伊豆国立公園管理事務所および神奈川県の関係機関、観光および経済団体のほか地域活性や自然保護を目的とした地域団体の92会員で構成されています(構成団体はこちらをご覧ください)。
この地域の地質、歴史、文化、生態学的資源を維持保全し、教育・観光・地域振興・防災など様々な分野に活かしていくため、分野ごとの部会や検討会などを設置し、円滑な活動推進を図っています。
部会・検討会
ガイド連絡会 |
推進協議会のガイド団体やツアーを催行しているNPO法人等をメンバーとして、活動方針や内容について情報交換および連絡調整を行っています。各エリアで活動しているガイド同士の交流を促し、箱根ジオパークのジオガイドとして一体感を持てるよう努めています。 |
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観光部会 |
観光協会や施設、交通事業者等をメンバーとし、箱根ジオパークを新たな資源として旅行エージェントに向けた総合的なプロモーションについて協議を行っています。観光に精通した委員とともに観光資源の掘り起こしおよび新たな旅行客の増加に取り組んでいます。 |
教育部会 |
2市3町(小田原市、南足柄市、箱根町、真鶴町、湯河原町)の教育委員会と連携して、幼児・児童・生徒および地域住民に向けてジオパーク教育の促進を図っています。また、ユネスコと文部科学省が推進する「ESD」および「SDGs」の理解を深め、持続可能な地域の担い手の育成に取り組んでいます。 |
学術部会 |
箱根ジオミュージアムや生命の星・地球博物館、温泉地学研究所等の拠点施設の学芸員や研究員をメンバーとして、日本列島における箱根火山の位置づけやジオストーリーの地球科学的な根拠を示すことを目的に活動しています。 |
ジオパーク特産品開発委員会 |
小田原箱根商工会議所箱根支部を事務局として、ジオパークの特産品に認定、地域住民への周知、各種イベントへの出展を通じて販路拡大に取り組んでいます。 |
サポーター |
各種イベントや講座、保全活動、情報発信等のジオパーク活動に気軽に参加していただけることを目標に「箱根ジオパークサポーター」を募集しています。(令和5年2月現在 57名登録) |
みかん園での石材講座
登山道補修体験
サポーターの活動の様子