箱根ジオパーク

火山噴火が相次ぐ昨今、日ごろ箱根ジオパークをガイドするみなさんの知識向上の一助として、NPO法人小田原ガイド協会が企画しました。
 

　平成２７年１月２７日（火）、小田原市民会館小ホールにて、推進協議会所属のガイドのみなさん、関係施設の方や一般の方が多数参加され、関心の高さが伺えました。

　第１部　神奈川県温泉地学研究所主任研究員・萬年一剛氏による「箱根火山の現況について」。

『箱根火山の性別は？年齢は？身長は？』など分かりやすく解説。そして　『火山は面白い楽しいものだと怖がらずに勉強することが重要で、箱根ジオパークのガイドに活かして下さい。』と講演されました。
 

　第２部　山梨県富士山科学研究所主任研究員・吉本充宏氏による「地震・火山噴火の防災について」。

昨年９月の御嶽山噴火の調査報告から、『噴火開始後噴石が落下するまでの２〜３分間に、すぐに逃げることが重要である。』また　東日本大震災の釜石の奇跡をあげ、『普段から災害に関する正しい知識と判断力を身につけることが重要である。』と講演されました。

　二人の講師のお話に、みなさん真剣に耳を傾け、時おり笑い声が聞こえる和やかな雰囲気のうちに終了しました。

（情報提供：NPO法人小田原ガイド協会）