平成27年度第7回箱根ジオパークガイド講座を開催しました!
箱根ジオパーク推進協議会では、平成23年8月より地域のガイド団体の会員等を対象に講座を開催しており、このたび、平成27年度第7回のガイド講座を開催しました。
今回は、34名の方々にご参加いただき、箱根一周のフィールドワークを行いました。
<日時>
平成28年1月22日(金) 10時00分から16時30分
<場所>
神奈川県足柄下郡箱根町内
<テーマ・講師>
大観山や長尾峠など有名な地形や露頭をバスで移動しながら箱根一周のフィールドワークを開催。
講師:萬年 一剛氏(温泉地学研究所 主任研究員)
笠間 友博氏(生命の星・地球博物館 主任研究員)
<内容など>
バスで移動しながら、須雲川・大観山・芦ノ湖スカイライン・長尾峠を巡り、箱根火山の活動を講師の解説を交えながら観察を行い、ジオパークガイドとしての知識やポイントを学びました。
須雲川では、2グループに分かれて、マグマが地下から岩盤を割りながら上昇してできた「岩脈」を観察し、箱根外輪山の南西に位置する大観山と芦ノ湖スカイラインの展望広場では、芦ノ湖や駒ヶ岳、二子山、屏風山などを眺め、噴火による地形の特徴を学びました。長尾峠では、神山の崩壊によって芦ノ湖が形成された歴史と長尾峠の露頭から見られる箱根外輪山の地質などについて、参加したガイドの方が説明し、講師はその説明内容にアドバイスをしました。
月曜日に降った雪が積もり、風も吹き、寒い日ではありましたが、ガイドのみなさんは、寒さを吹き飛ばす熱意で箱根1周のフールドワークを行いました。
(情報提供:神奈川県県西地域県政総合センター)
大観山にて
長尾峠の露頭にて
箱根ジオパーク推進協議会員