箱根ジオパーク

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平成27年度第9回箱根ジオパークガイド講座を開催しました!

  

 箱根ジオパーク推進協議会では、平成23年8月より地域のガイド団体の会員等を対象に講座を開催しており、このたび、平成27年度第9回のガイド講座を実施しました。

 今回は、「近代における箱根山周辺産安山岩の石材利用について ―土屋大次郎の企業家活動と近代洋風建築に使用された石材「白丁場石」を中心に― 」をテーマとして開催され、ガイド団体及び推進協議会の会員33名が参加して、ジオパークに関する知識を学びました。

 

 <日時>

  平成28年3月9日(水) 14時30分から16時20分

 

 <場所>  

  生命の星・地球博物館 講義室

 

 <講師>

  歴史博物館 主任学芸員 丹治 雄一氏

 

 

 <内容など> 

 3月27日まで、歴史博物館で開催されている特別展「石展―かながわの歴史を彩った石の文化―」で、本日のガイド講座の内容も含め、旧石器時代から現代の岩石の利用の活動について、多面的な視点で展示されている特別展の紹介がありました。

 講座では、土屋大次郎氏が、真鶴で土屋商店を開業し、箱根山周辺産の安山岩の発掘や販売などの事業を行い、晩年には、茨城県稲田(笠間市)に進出し、花崗岩の採掘を開始した企業活動などの説明がありました。

 また、幻の石材と呼ばれている白丁場石は、湯河原町から産出され、花崗岩と一緒に近代洋風建築の外壁に広く使用された意義の解説を受けながら、ジオパークガイドとしての知識やポイントを学びました。

 

 

 (情報提供:神奈川県県西地域県政総合センター)

ガイド講座の様子

講師:神奈川県立歴史博物館 主任学芸員 丹治雄一氏


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 箱根ジオパーク推進協議会員

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