箱根ジオパーク

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平成27年度第1回モニターツアー「真鶴の自然を体感!夏休みジオツアー」を開催しました!

箱根ジオパーク推進協議会では、平成27年8月22日(土)に、平成27年度第1回モニターツアー「真鶴の自然を体感!夏休みジオツアー」を開催しました。

 

 今回のテーマは、真鶴の自然を夏休みの自由研究の題材にするというものです。当日は晴れていましたが、台風の影響で海は大荒れ!(①)という珍しい天気でした。ケープ真鶴に集合し、ツアースタート!最初は、真鶴の海についての説明(②)と、プランクトン観察(③)を行いました。

 

 真鶴の海は生き物がバラエティ豊かで、参加者はスライドを見ながらの説明に興味津々。その後のプランクトン観察でも、大人も子どもも楽しんでいました。

 

 プランクトン観察を楽しんだ後は、真鶴町立遠藤貝類博物館を見学しました(④)。この博物館には非常に多くの種類の貝が保管されており、見たことあるような貝、珍しい貝、小さな貝からとても大きい貝までたくさんの種類の貝があります。この中を学芸員の説明を聞きながら見て回りました。

 

 お昼の時間になり、地元の魚屋さんが作ってくれたお弁当を食べました。鮭の塩焼きや鯖の塩焼き、また、ハンバーグならぬ「鯖バーグ」まであり、どれもおいしそう!神奈川県では、健康寿命を延ばすために「未病を治す」取り組みをしており、こういった新鮮な魚などを食べることで「未病を治す」ことを色々な人に知ってもらう取り組みを実践しています。気になる人は、「未病を治す」で検索してみよう!

 

次は真鶴町の伝統的な石材「本小松石」を使ったジオメダル作りをしました(⑤)。穴の空いた本小松石(穴を空けるのがとても大変でした…)にひもを通し、首飾りにします。ジオメダル作りを通し、この石は江戸城の築城などにも使われ、歴史的にとても意味のある石だということを知っていただけたかと思います。

 

ケープ真鶴を出発し、お林をとおり遊覧船乗り場へ向かいました。途中、見つけたものをチェックしていく「ジオビンゴツアー」というプログラムで、楽しみながら遊覧船乗り場へ向かいました。真鶴に非常に大きな木が生えている理由、木の種類の見分け方、真鶴の文化など、色々と勉強になったと思います。

 

 約1時間ほど歩いて、最後はお待ちかねの遊覧船への乗船です(⑥、⑦)。台風の影響で後発の便が運休ということで、運よく最後の1便に乗ることができました。真鶴半島遊覧船は船についてくるカモメに餌をあげることが名物の遊覧船です。この日はなぜか普段よりかなり多くのカモメがついて来ており、大人も子どもも楽しそうに餌をあげていました。

 

 船が到着し、ツアーは無事終了。台風の影響もあり、かなりハードな1日でしたが、普段体験しないようなことがいっぱいで楽しんでいただけたかと思います。

 

 運営会社の株式会社ホールアース様をはじめ、NPO法人Discover Blue様、真鶴町立遠藤貝類博物館様、(有)二藤商店様、真鶴半島遊覧船様の御協力をいただき、無事にツアーを終了することが出来ました。この場をお借りして、御礼申し上げます。

 


 これからも、箱根ジオパークの魅力を体感していただけるジオ・ツーリズムを実践していきたいと思います。

 

 

 

情報提供:神奈川県県西地域県政総合センター

海は大荒れ ①

真鶴の海の説明 ②

プランクトン観察 ③

遠藤貝類博物館見学 ④


ジオメダル ⑤

ちょっと休憩

真鶴半島遊覧船 ⑥

遊覧船から見た三ッ石 ⑦


 
 
 


 箱根ジオパーク推進協議会員

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