箱根ジオパーク

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平成28年度第1回箱根ジオパークガイド講座を開催しました!

 

 箱根ジオパーク推進協議会では、平成23年8月より地域のガイド団体の会員等を対象に講座を開催しており、このたび、平成28年度第1回のガイド講座を開催しました。

 今回は、箱根ジオパークへの編入を目指す南足柄市のジオサイト候補地を、南足柄ジオガイドの会の案内で巡るフィールドワークを行いました。

 

<日時>

 平成28年6月6日(月) 9時30分から16時20分

 

<場所>

 神奈川県南足柄市内

 

<参加人数>

  30名

 

<テーマ・講師>

 東海道よりも古くから官道として利用された足柄道や、箱根を含む伊豆半島一帯と本州の間にあった海が陸地化してできた足柄層群など、箱根ジオパークのテーマとの関連が深いジオサイトを見学し、今後のガイド活動に役立ててもらう。

  講師:南足柄ジオガイドの会

 

<内容など>

 日本ジオパーク認定から4年が経つ今年、箱根ジオパークは南足柄市を新たに加え、新規認定のための審査を受けます。そこで、今回は南足柄市のジオガイドが他の市町のジオガイドを案内する講座を開催することになりました。ガイドをする側もされる側も、同じジオガイドとして、互いに知識を深め合えるような時間を過ごすことができたのではないでしょうか。

 文命堤では、かつて暴れ川と呼ばれた酒匂川の治水の歴史に触れ、防災教育という観点から重要なジオサイトであることを認識しました。矢倉沢の見晴台では、矢倉岳を眺めながら南足柄市周辺のプレート境界について解説を受けました。晴れていれば富士山が美しく見える足柄峠で昼食をとったあとは、古くから交通の要衝であった足柄峠・足柄道の歴史に思いを巡らしました。最後に訪れた地蔵堂地区では、足柄層群や金太郎伝説について学び、夕日の滝の前では写真撮影に夢中になる参加者たちの姿が印象的でした。

 全体を通して、南足柄市のジオガイドと他の市町のジオガイドや専門家が意見を交わす場面がよく見られ、8月に控える現地審査に向け、皆で箱根ジオパークを盛り上げていこうという熱意を感じることができました。

 

  

文命堤付近

見晴台

足柄峠

足柄峠にて<参考> 晴れていればこのように富士山がくっきり見えるはずでした。

夕日の滝


 
 

 
 
 


 箱根ジオパーク推進協議会員

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