箱根ジオパーク

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第10回ガイド講座を開催しました!


 箱根ジオパーク推進協議会では、平成23年8月より地域のガイド団体の会員等を対象に講座を開催しており、このたび、第10回(平成24年度第3回)のガイド講座を開催しました。
 

 今回は、48名が参加し、県立生命の星・地球博物館において箱根火山の鉱物観察実習を行いました。

 
 日本ジオパーク認定を受け、「箱根ジオパーク」として活発に活動していくため、ガイド養成への取組みをさらに強化し、これからも継続して積極的に講座を開催していきます!

日時 平成24年9月21日(金) 13時30分から15時30分
場所 県立生命の星・地球博物館
内容 箱根ジオパークに関する基礎知識を学ぶ講座
 県立生命の星・地球博物館の学芸員を講師に、「箱根火山の鉱物観察実習」をテーマに、火山灰の中の鉱物観察と早川河原の石の観察を行いました。
 火山灰の中の鉱物観察では、工事現場から採取した東京軽石の標本(約6万6千年前に降り積もった箱根火山の火山灰)を、指でつぶしてからよく洗い、顕微鏡で観察しました。輝石や斜長石、磁鉄鉱などを確認し、箱根火山の噴出物に含まれる鉱物について学びました。
 早川河原の石の観察では、河原に転がっている石の中から、顕微鏡でも観察した斜長石などの鉱物が含まれた安山岩や、流理構造(溶岩が流れたときにできた模様)や板状節理(板状に割れやすい構造を持つもの)を持つ安山岩、玄武岩や凝灰岩などを探し出し、箱根火山を構成する岩石の特徴について学びました。

(情報提供:県西地域県政総合センター 企画調整課)

 

早川河原の石の観察

拾った石の鉱物を確認


火山灰の鉱物観察

軽石をつぶして洗う

残った鉱物を顕微鏡で観察


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