第11回ガイド講座を開催しました!
箱根ジオパーク推進協議会では、平成23年8月より地域のガイド団体の会員等を対象に講座を開催しており、このたび、第11回(平成24年度第4回)のガイド講座を開催しました。
今回は、36名が参加し、江戸時代には箱根の八里越えと呼ばれ、東海道の中でも難所中の難所といわれた、箱根旧街道周辺地域におけるジオサイト等を視察しました。
日本ジオパーク認定を受け、「箱根ジオパーク」として活発に活動していくため、ガイド養成への取組みをさらに強化し、これからも継続して積極的に講座を開催していきます!
日時 | 平成24年10月2日(火) 9時30分から15時30分 |
場所 | 箱根旧街道周辺地域のジオサイトなど |
内容 | フィールドワーク 箱根観光ガイド協会会員の方々を講師に、箱根関所・関所資料館、県立恩賜箱根公園、関所から甘酒茶屋までの箱根旧街道(杉並木、石畳など)を、グループに分かれて視察しました。 箱根関所では、平成19年、江戸時代当時の姿に復元された施設を見学し、屏風山の地形を活用した関所設置の話や、関所を越える人々の苦労などを学びました。 恩賜箱根公園では、芦ノ湖に突き出た堂ヶ島の地形や、関東大震災と北伊豆地震の2回の災難に見舞われた「旧箱根離宮」の写真などを見ながら、北米プレートの下に沈み込むフィリピン海プレートのひずみが作り出す横ずれ断層などについて知識を得ました。 その後、二子山のふもとにある甘酒茶屋まで、杉並木、石畳と、江戸時代の姿が残る箱根旧街道を歩き、日本の歴史や文化を形作ってきた“東と西をつなぐ歴史のみち”を体感しました。 |
(情報提供:県西地域県政総合センター 企画調整課)

箱根旧街道杉並木

集合写真

石畳を歩く

恩賜箱根公園

箱根関所