箱根ジオパーク

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第12回ガイド講座を開催しました!


  箱根ジオパーク推進協議会では、平成23年8月より地域のガイド団体の会員等を対象に講座を開催しており、このたび、第12回(平成24年度第5回)のガイド講座を開催しました。

 今回は、43名が参加し、箱根カルデラの中心部にあり、大きな山体の形成としては最も新しいものとなる、後期中央火口丘周辺地域におけるジオサイト等を視察しました。

 日本ジオパーク認定の「箱根ジオパーク」として活発に活動していくため、ガイド養成への取組みをさらに強化し、これからも継続して積極的に講座を開催していきます!

日時 平成24年10月22日(月) 9時から16時30分
場所 後期中央火口丘周辺地域のジオサイトなど
内容 フィールドワーク
 箱根ボランティア解説員連絡会会員の方々を講師に、駒ケ岳から神山を経て大涌谷まで、箱根火山の最高峰をなす山々をグループに分かれて視察しました。
 駒ケ岳では、麓の箱根園からロープウェーに乗り、絶景を楽しみながら山頂まで向かった後、展望台から駒ケ岳山腹の溶岩流の地形や芦ノ湖、外輪山の山々、箱根町断層など箱根火山一帯を一望し、箱根火山の複雑な地形の形成を目で見て確認しました。また、山頂にある箱根元宮神社を見学し、険しい山々に対する畏怖の念が生み出した山岳信仰から始まる箱根の歴史について学びました。
 その後、駒ケ岳から箱根火山最高峰の神山山頂に向かい、大涌谷に至るハイキングコースを歩きました。
 一足先に山の紅葉を楽しみながら、途中、標高や風の影響を受け、刻々と変わる植生や、森林に守られ今も観察できる富士山や箱根火山の噴火の際の噴出物、硫黄の匂いが漂う大涌谷の噴気地帯など箱根火山の火山活動が作った雄大な自然を体感しました。  

(情報提供:県西地域県政総合センター 企画調整課)

風で枝がねじれ曲がった樹木

集合写真


箱根元宮神社で山岳信仰を学ぶ

駒ケ岳山頂から箱根火山を一望

噴気とすすきに包まれた大涌谷


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