箱根ジオパーク

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第14回ガイド講座を開催しました!


  箱根ジオパーク推進協議会では、平成23年8月より地域のガイド団体の会員等を対象に講座を開催しており、このたび、第14回(平成24年度第7回)のガイド講座を開催しました。
 

 今回は、23名が参加し、箱根外輪山の東側の縁にあり相模湾の眺望が美しい、小田原市の片浦海岸周辺地域におけるジオサイト等を視察しました。


 日本ジオパーク認定の「箱根ジオパーク」として活発に活動していくため、ガイド養成への取組みをさらに強化し、これからも継続して積極的に講座を開催していきます!

 

日時 平成24年11月20日(火) 9時30分から15時00分
場所 片浦海岸周辺地域のジオサイトなど
内容
フィールドワーク

 NPO法人小田原ガイド協会会員の方々を講師に、JR根府川駅から早川にある小田原漁港まで、相模湾に沿って箱根外輪山の海蝕崖が続く台地をグループに分かれて視察しました。

 今回のフィールドは、急峻な箱根外輪山の鼻先と海蝕崖、みかん畑の緑が続き、紺碧の海が広がる、「東洋のリヴィエラ」と呼ばれる風光明媚なコースでした。相模湾を眼下に絶景を眺めながら、関東大震災により根府川駅周辺で起きた山津波、箱根火山の溶岩による板状節理の露頭や採石場跡が見られる「根府川石」、プレートの衝突による急深な海底地形に適した定置網漁業などについて学びました。

 また、箱根火山が造った険しい地形を活かし、外輪山の尾根に築城された戦国時代の土塁跡や、源頼朝が平家と戦った「石橋山古戦場跡」では、戦局を見て地形を選び移動した頼朝軍や、佐奈田与一の怨念で作物がねじれるという「ねじり畑」と地下の岩盤の話など、歴史と大地の密接な関係を知りました。

 約8kmのウォーキングコースの中で、地形から生物、歴史、産業、防災など、ジオパークの多様な魅力に触れることができました。
  

集合写真

根府川石の採石場跡

相模湾を一望


板状節理の石を使ったみかん畑

石橋山古戦場跡を俯瞰

(情報提供:県西地域県政総合センター 企画調整課)


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