第17回ガイド講座を開催しました!
箱根ジオパーク推進協議会では、平成23年8月より地域のガイド団体の会員等を対象に講座を開催しており、このたび、第17回(平成24年度第10回)のガイド講座を開催しました。
今回は、47名が参加し、山頂からの素晴らしい眺望や源頼朝にちなんだ名所などを楽しむことができる、湯河原町の城山周辺地域におけるジオサイト等を視察しました。
日本ジオパーク認定の「箱根ジオパーク」として活発に活動していくため、ガイド養成への取組みをさらに強化し、これからも継続して積極的に講座を開催していきます!
日時 | 平成25年3月19日(火) 9時30分から14時40分 |
場所 | 城山周辺地域のジオサイトなど |
内容 |
(1) フィールドワーク 湯河原まちづくりボランティア協会会員の方々を講師に、しとどの窟(湯河原)と、城山山頂を経て麓の城願寺までを歩く城山ハイキングコースをグループに分かれて視察しました。 湯河原火山の火山岩の破片の層の部分が削れてできた窟に源頼朝が身を隠したといわれる「しとどの窟」や、頼朝の臣下として活躍した土肥一族ゆかりの地であり、付近に点在する巨石には頼朝伝説が残る「城山」、土肥一族の菩提寺である「城願寺」などについて、火山が造った地形や岩石と、源頼朝の伝説との密接な関連を学びました。 麓の湯河原の町並みから真鶴半島、遠くは伊豆半島や伊豆諸島までの地形が見渡せる眺望を楽しめるだけでなく、火山活動と深く関わった歴史や文化を知り、箱根ジオパークの大きな魅力を体感することができました。 |
城山山中に点在する頼朝伝説の巨石
城山から真鶴半島を展望
火山礫が侵食されてできたしとどの窟
(情報提供:県西地域県政総合センター 企画調整課)