箱根ジオパーク

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「ジオパークの日記念!夏休みに家族で箱根ジオツアー in 真鶴半島」を開催しました!

 

 箱根ジオパーク推進協議会では、平成25年8月22日(木)に、「ジオパークの日記念!夏休みに家族で箱根ジオツアーin 真鶴半島」を開催しました。

 

 県内各地からご参加いただきました家族連れ32名が、真鶴町立遠藤貝類博物館や三ツ石海岸周辺で、磯の生き物観察や溶岩染め体験などを楽しみました。

 

 三ツ石海岸の潮だまりでは、参加者それぞれが網やプラスチック製の飼育ケースを手に、エビやカニ、貝類などの生き物を採取しました。あちらこちらで「早く、早く、カニが逃げちゃうよ!」「フナムシ、気持ち悪~い」などと大騒ぎしながら子ども達は生き物をゲットしていました。種類別に容器に分類し、NPO法人ディスカバーブルーの皆様からの詳しい解説を、皆さん真剣な表情で聞き入っていました(メモをとっている人もいました)。その後、採取した生き物すべてを海に帰しました。県立自然公園の特別地域に指定されていますので仕方のないことなのですが、予想通り子ども達はちょっと残念そう。そこで、思いがけず、ディスカバーブルーからタカラガイなどの入った小さなプレゼントに、子どもたちは大喜びでした。この日は約30種類の生き物を採取しましたが、多いときでは約90種類もの生き物を採取できるそうで、参加者の皆さんは箱根火山の噴火により生成された真鶴半島の生物多様性を再認識した様子でした。

 昼食後、遠藤貝類博物館において、ホールアース自然学校の皆様のご指導により、溶岩染めを体験しました。ランチョンマットにクレヨンで思い思いに絵柄を描き、事前に用意していただいた染料(溶岩を粉末状に砕き、水を溶いて作ったもの)を使って染めていきます。火山の恵みの予想外の活用方法に感心しながら、世界にひとつだけの「マイ溶岩染めランチョンマット」を製作しました。(出来上がった作品は丸1日日干しした後、洗濯して完成だそうです。)

 

 最後に、遠藤貝類博物館内を学芸員さんに案内していただきました。この日は休館日でしたが、特別に希少な貝類について解説していただき、とても得した気分で終了となりました。

 

 今回のツアー実施に当たり、多くの皆様のご協力をいただきました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

 

 なお、参加された方から、「ジオツアー体験記」をいただきましたので、ご紹介します。潮だまりでの新たな発見の様子、自然の大切さや魅力を再認識されたという感想などもあり、県西地域の日常のひとコマではありますが、多くの人にその魅力の一端に触れていただけたことと思います。「体験記」をお寄せいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 【ジオツアー体験記】を読む!

 

 

(情報提供:県西地域県政総合センター 企画調整課)

磯の生き物観察1

磯の生き物観察2

溶岩染めに挑戦!1


遠藤貝類博物館内の見学

溶岩染めに挑戦!2

 


 箱根ジオパーク推進協議会員

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