箱根ジオパーク

11月27日に「火山の専門家と歩こう！～紅葉の阿弥陀寺周辺で火山の歴史を訪ねて～」を開催しました。
この日のために、講師の長井雅史先生（防災科学技術研究所）が「イラスト付き解説リーフレ一ト」を用意して下さいました。この特製リーフレットを片手に、長井先生の優しく分かりやすい解説とともに、箱根火山の地層をみんなでじっくりと観察し、地質調査の醍醐味を味わいました。
阿弥陀寺では、水野住職による「石にまつわる琵琶の演奏（リクエストさせていただきました！！）」を聴き、美味しいお抹茶もいただいましたよ。
阿弥陀寺周辺を散策すると、箱根火山ができる前の地層（箱根火山の基盤岩）、箱根火山の活動が始まった頃の地層（40万年前くらい）、マグマの通り道（岩脈）、溶岩のクリンカーという構造を観察することができて、このクリンカーを利用した洞くつも見ることができます（修験場）。
紅葉を眺めながらとても充実した講座になりました！ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。