箱根の森小学校で芦ノ湖の魚に関する授業が行われました!
芦之湖漁業組合では芦ノ湖の魚や漁業に関する積極的な教育活動を箱根町内で行っています。
令和5年1月31日に、箱根町立箱根の森小学校5年生を対象に、3・4校時を使って、芦之湖漁業組合長の福井達也さんが、ワカサギの芦ノ湖水槽内自然産卵法(芦ノ湖が発祥)、ヒメマスの採卵から稚魚が育っていく様子など、漁業組合で取り組んでいる増殖について紹介し、命や環境保全の大切さを子どもたちに伝えました。
ジオパークのジオサイトである芦ノ湖は、湧水によって涵養される湖で、ワカサギやヒメマスを支える十分な量の良質プランクトンが自然発生しており、箱根ジオパークとしても芦ノ湖の漁業を応援しています。
授業テキストには、湖を田畑に例えると「良い土(良い水)があって、良い肥料(良いプランクトン)があって、そこに良い種(良い魚)を植える(放流)ことができれば、素晴らしい果物や野菜(素晴らしい魚)が育ち、収穫(釣る)ことができる。」とありました。