芦ノ湖で行われるワカサギの採卵を見学しました
芦之湖漁業協同組合では、3月から5月頃にかけて、ワカサギの採卵を行っています。
採卵は、水槽を暗くすることで自然に産卵を促す「芦ノ湖水槽内産卵法」により行われています。
この「芦ノ湖水槽内産卵法」は芦之湖漁業協同組合で生み出された方法で、今では全国から漁業関係者が技術指導を受けに訪れるそうです。
採卵した卵は孵化筒に入れられ、10日ほどかけて孵化するのを待ちます。
孵化した仔魚の最初の食事として、ワムシという動物プランクトンを与えることで、その後の生育に影響を与えるそうです。
ワカサギは箱根町の魚でもあります。
芦之湖漁業協同組合ではワカサギ以外にも様々な魚を放流している他、芦ノ湖の魚や漁業に関する積極的な教育活動を行っています。