JICA研修で西バルカン地域の皆さんが箱根ジオパークに訪れました
令和6年10月10日(木)にJICA研修で西バルカン地域の皆さんが、箱根ジオパークを訪れ、ジオパーク専門員の元、早雲山や大涌谷を見学しました。
西バルカン地域では、山で起こる災害として森林火災があり、そのために生態系へ与える影響がとても大きいそうです。特に、山と生態系と防災について学ぶ研修であったため、箱根では2015年に噴火があり、その時に大涌谷の植生など大きく変化し、 現在もその影響について植物調査などでデータを集めていることを紹介しました。地域でどのような機関が関わって対策をとっているか、植物だけでなく生態系全般にどのような影響があったのかなど、たくさんの質問が飛び交いました。
今回、2週間行われるJICAの研修の一つの視察場所として箱根ジオパークを選んでいただきましたが、西バルカン地域で少しでも箱根 火山で行われている防災・減災の活動が役に立てば嬉しいです。