箱根ジオパーク

箱根コミュニティ・カレッジでは、7月24日（木）に湯本小学校４・５・６年生を対象にサマースクール授業を行いました。

この授業には、「おもてなし英語講座」の仙石原女性会の受講者の方々の協力のもと４年生10名・５年生20名・６年生17名と多くの児童が参加し、「箱根ジオパーク」について一緒に学びました。

はじめに「ジオサイトマップ」をテキストとして、ジオパークの意味やエリア等概要について説明しました。

一度は訪れたことのある湯本地区のジオサイトを説明した際には、児童たちも熱心に耳を傾けてくれ、関心の高さを伺うことができました。

また、町内のジオサイトに関する歴史や位置、拠点施設等について理解を深めました。

その後は、外国人観光客も多く訪れる地域特性であることから英語についても学習し、童話「金太郎」を読みました。

私たち「箱根コミュニティ・カレッジ」は平成10年に箱根を訪れる外国人旅行者に英語で案内できることを目的に設立しました。

以来16年、参加会員は延べ２３００名を超え、現在は会員の自主的運営により箱根観光英語講座のほかハイキング講座、箱根文化歴史講座の３講座にまで増え、毎月、定期的に開講して英語をはじめ箱根の草花や植生、史跡等について学んでいます。

今回、このような小学校での「箱根ジオパーク」をテーマにした授業は、初めての試みでした。

児童にとっても、自分たちが住んでいる地域を改めて見つめ直すことのできるとても良い機会だったように見受けられました。

今後も箱根ジオパーク活動を通して、地域の自然、歴史や文化についてより理解を深めるとともに将来の郷土を担う子どもたちの育成に力を注いでいきたいと思います。

箱根コミュニティ・カレッジ　http://hakone-comi.com/

（情報提供：箱根コミュニティ・カレッジ）

【授業の様子】