シンポジウム「箱根火山とともに生きる」を開催しました!
1.日時
平成27年7月16日(木) 13時30分から16時30分まで
■講演
13時30分から15時15分まで
■ワークショップ
15時30分から16時30分まで
2.場所
レイクアリーナ箱根(箱根町総合体育館)
サブアリーナ及び 会議室
3.概要
(1)開 会
あいさつ
■環境省箱根自然環境事務所 高橋 啓介 所長
■神奈川県温泉地学研究所 里村 幹夫 所長
はこジ郎もお出迎え
環境省箱根自然環境事務所 高橋所長 あいさつ
温泉地学研究所 パネル展示
神奈川県温泉地学研究所 里村所長 あいさつ
(2)講 演
■『箱根火山の概要と現在の状況』
神奈川県温泉地学研究所 研究課長 竹中 潤
■『火山との共生』
洞爺湖有珠火山マイスター
マイスターネットワーク副代表川南 恵美子
●講演会概要
日 時:平成27年7月16日(木) 13:30~15:15
会 場:レイクアリーナ箱根 サブアリーナ
参加者:箱根ジオパーク推進協議会会員 64名
伊豆半島ジオパーク関係者 16名
地域住民 54名
計 134名
内 容:■「箱根火山の概要と現在の状況」
神奈川県温泉地学研究所 研究課長 竹中 潤
箱根火山の歴史、自然、特性や、温泉地学研究所の研究及び内容について講演。
また、現在の活動状況(新しい噴気口)について報告。
■「火山との共生」
洞爺湖有珠火山マイスター
マイスターネットワーク副代表 川南 恵美子
・噴火の体験と備え、火山の恵みと災いなどについて講演。
講 演 『箱根火山の概要と現在の状況』 温泉地学研究所 竹中課長
講演 『火山との共生』 洞爺湖有珠火山マイスター 川南副代表
(3)ワークショップ
■テーマ 「火山との共生を目指して」
●ワークショップ概要
日 時:平成27年7月16日(木) 15:30~16:30
会 場:レイクアリーナ箱根 2階会議室
テーマ:「箱根火山との共生を目指して」
コーディネーター:
杉本 伸一(JGN事務局次長、三陸ジオパーク推進協議会)
栢沼 眞次(箱根ジオパーク推進協議会事務局長)
コメンテーター:
川南 恵美子(洞爺湖有珠火山マイスター)
里村 幹夫 (神奈川県温泉地学研究所長)
一般参加者:
推進協議会会員 14名
地域住民 3名 計17名
内容:
■あいさつ
コーディネーター(栢沼事務局長)より趣旨説明
■グループディスカッション
参加者を2つのグループに分け、コメンテーターがそれぞれのグループに付き、グループ内でディスカッションを行いました。
【里村所長グループ】
・この機会に、火山や地震のことを一般の方に知ってもらうことがジオパークの役目ではないか。
その際に、専門的な言葉ではなく、小学生でもわかるような内容で伝えなければならない。
【川南副代表グループ】
・実際来てみると危ない訳ではないが、正しく情報が伝わっていない。
地域住民がもっとPRしてみてはいかがか。
・噴煙が見えるポイントを案内するツアーなど、現在の状況を活かして観光に繋げようという意見が多かった。
■まとめ
各グループのディスカッションの内容を踏まえて、コーディネーター(杉本JGN事務局長次長)からまとめのコメント。
・外国人の方は理解があり、火山に対する興味もあるが、日本人の方が火山に対する理解が不足している。火山に対する理解を深め、防災にも役立てることがジオパークの意義ではないか。
・箱根でも火山マイスターをという声もあったが、行政だけで作るものではない。研究者、地域住民も含めて動かなければならない。火山活動の情報についても報道任せにするのではなく、地域全体で安全だということを発信すべきではないか。
・平常時には有事のことを考えておかなければならないが、逆に今は平常時に戻ったときのことを考えておかなければならない。
ワークショップ 会場のようす
ワークショップ 会場の様子
日本ジオパークネットワーク 杉本事務局次長 まとめ
箱根ジオパーク推進協議会員