実験実習プログラム紹介
①水槽を用いた火山噴火実験
【実験概要】60L水槽の中で火山の噴煙を再現させる演示実験ですが、 実験準備は参加者が手分けをして行います。水溶液と混合液、密度、屈折、計量など小学校理科の基本操作を確認しながら、噴煙柱を形成する噴火、火砕流を形成する噴火といった噴煙の仕組みを学びます。
【最適対象】小学校6年生(小学生~中学生)、1校時展開
【準備していただくもの】ダストレスチョーク2色(1本と3本)、食塩2.7㎏、台秤。理科室など水道がある部屋または屋外
②食用配布を用いた火山噴火・火山形成実験
【実験概要】加熱した凝固剤入り廃食用油を溶岩に、カラーサンドを火山灰に見立てて、実験台で実際に噴火させながら成層火山を作ります。マグマの粘性と火山の形の違いを再現できます。標準は4人で1班、1班で1つの火山を造ります。
【最適対象】中学校1年生(小学生~一般)、2校時展開
【準備していただくもの】廃油凝固剤、廃食 用油(1班2L)、エアダスター。生徒さんの防具類(マスク、ゴーグル、赤白帽、手袋を必要に応じて)理科室、美術室など。会場セッティングと本番で2日間必要です。
③チョコビスケット火山
【実験概要】ビスケットの上に湯煎して溶かしたチョコペンを溶岩に、砕いたビスケットやココア、粉砂糖を火山灰に見たてて火山を作ります。1人1個の火山を作り、その場で食べます。余った材料は牛乳に溶かし飲むことができます。
【最適対象】幼稚園以上、イベント向けです。
【準備していただくもの】ビスケット、チョコペン、ココア、粉糖、紙皿など。
④パラフィンや火山噴出物を用いた成層火山作成実験
【実験概要】湯煎して溶かしたパラフィンペレット(蝋)を溶岩に、実際の火山噴出物を火山灰に見立てて成層火山を作ります。中心部には線香を立てますので、火をつけると煙が立ち上ります。1人1個の火山を作り、持ち帰れます。
【最適対象】幼稚園以上、イベント向けです。
【準備していただくもの】紙皿、食品カップ、 線香、防具(手袋)など。
⑤箱根細工(主に寄木細工)に使われている木を学ぶワークショップ
【実験概要】箱根細工に使われている木の葉の上に紙を重ね、色鉛筆等で擦って葉脈を写し取るものです。作品は持ち帰れます。
【最適対象】幼児も可、イベント向けです。
【準備していただくもの】クーピー(色鉛筆)、紙など
⑥本小松の粉を再利用!コイン磨き体験
【実験概要】本小松石の加工工程で発生する石粉を使って、10円玉、5円玉を磨いてきれいにします。
【最適対象】幼稚園以上、イベント向けです。
【準備していただくもの】コイン